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悟りと一悟術

 

​ここでは悟りに至るのに、一悟術がどのように役に立つのかについて述べていきます。

古来より一悟術は、「悟りに近づく一番の方法」として伝えられてきました。

悟りとは何かどのようなプロセスで到達できるのか、昔の人はきちんと理解していたのです。

以下では、悟りとはどういう状態か、一悟術がどのように役に立つのかみていきます。

​「悟り」は再現可能です

まず、悟りとはいったいどういうものでしょうか。

一般的、悟りの定義は非常に曖昧です。曖昧なのでどうやって目指せばいいのか、皆目見当がつきません。

瞑想や修行がすぐに思いつく方法ではないかと思いますが、いったいいつまで実践し、どのような状態になれば悟れるのか、???ですね。

しかし、悟りはきちんとした定義付けが可能で、それゆえ再現可能なものです。

心の成り立ち

 

悟りとは何かを説明するため、まず、人の心の成り立ちを機能の点で次の3つに分けて考えます。

 

自分という領域、感情、心の深層の3つです。マインド、ハート、スピリットという呼び方がしっくりくる方もいるでしょう。

 

心は目には見えませんが、下の図のように「自分という領域」「感情」「心の深層」と、大きく3つの部分から成り立っていると考えています。

 

 

 

 

 

自分という領域 

 自意識、すなわち、自分という意識が中核です。「私は、◯◯」と言う時の、「私は」に当たる部分です。これにプラスして、自分とはどういう存在かというアイデンティティ(◯◯の部分)、「△△とはこういうものだ」といった固定観念から成り立っています。


 固定観念は価値観と言い換えることもできますが、アイデンティティや固定観念を否定されると、自意識は非常に傷つき痛みを感じます。

 

 自分という領域は心の表面近くにあって、意識できる部分なので、一般的に顕在意識と呼ばれます。

 

感情

 「自分という領域」と「心の深層」をつなぐ部分です。「心の深層」の中核をなす魂からのメッセージを顕在意識に伝える働きがあります。

 

 また、「心の深層」の反応(次項)を、自意識が感じすぎないようクッションの役割があります。行動を誘発するエネルギー供給源でもあり、他人との一体感を共有する働きもあります。

 

 本来、流動性が高くすぐに流れていく性質を持ちます。しかし、感じることを抑えたり、感じたことを否定したりすると、滞りが生じてドロドロして後を引いたり、何かのきっかけで爆発する(いわゆるキレる)など、手に負えないものに変化します。

 

心の深層

 中核にあるのが「魂」です。生まれてきた目的、人生の使命などの情報を持っています。魂は純粋な喜びの波動を放っています。

 

 魂の周りには、トラウマと呼ばれる心の傷があります。これが「一悟術ヒーリング」の項で説明したバーストラウマ、インナーチャイルドです。

 

 「自分は生きていてはいけないのではないか」「自分は愛されていない」という傷ですから、この思いが刺激されるような出来事を体験すると、大きく反応します。これを自意識がキャッチすると、ひどい痛みとして知覚されます。

 

 

心の理想状態こそ悟りの境地

これら心の3つの領域を、捉われや思い込み、心の滞り、傷などから解放するのが悟りに至る道です。

 

それぞれの部分の悟りに近づくための理想状態について言及してみましょう。

 

まずは感情から。

 

感情を理想状態に近づけるとは、感情を感じないことにしたため滞ってドロドロした状態から、水のようにサラサラした状態に戻すことです。

 

そのためには、まず感情を感じるようにして、これ以上滞りを生まないようにし、その上で、過去に蓄積した淀みを感じ切ることでクリアリングする方法をとります。

 

一悟術セッションでも相当程度感情を感じられるようになりますが、より本格的に、ご自分で取り組んでいただけるよう、「感情トレーニング」をご用意しています。

 

感情の役割は、魂の情報を自分という領域にある顕在意識に伝えることです。

 

感情がクリアになることで、常に穏やかで感情的に安定した状態になり、微妙な魂からのサインに気づきやすくなります。

次に、心の深層です。

 

心の深層の理想状態とは、魂の周りに付着した、バーストラウマ、インナーチャイルド、過去生トラウマなどを解消することです。

 

これは「一悟術ヒーリング」の役目になります。

 

これらのトラウマは、肉体の周りにあって否定的な波動を生み出し、魂の声をかき消してしまいます。

 

バーストラウマ、インナーチャイルド解消ヒーリングの場合、1クール20回で大体35~40%を解消します。

 

これにより否定的な影響を大きな支障が出ない程度に小さくします。

最後に、自分という領域について。

 

人は口を開けば固定観念、というぐらい固定観念の塊です。それがあると、生きる上で便利なことも多いです。

 

これはこういうものという思い込みがなければ、いちいち考える必要がありますから。これは生物として、エネルギーを大量に消費する脳の活動をセーブするという意味合いもあります。

 

でも、その思い込みが争いの原因となったり、自分自身を縛りつけ、制限しているのもまた事実です。

 

本質的な見方からは、すべての物事はフラットです。メリットとデメリット、長所短所、いい点悪い点は必ず同じだけ存在します。

 

ですから、正しい間違っているとか、人より優れている劣っているもないわけです。

 

けれど、この種の思い込みを否定されると非常に痛みを覚えるのは、往々にして自分の存在価値に結びついているからで、これは厄介です。

 

この思い込み、固定観念は、ものごとをあるがままに見られるようになると、やがてすべてはフラットになり、自分を守るために鎧のように着込んでいたアイデンティティも手放していくことになります。

 

そうすると、何者でもあり何者でもないという状態、すなわち、「無」とか「空」といわれる状態へと近づいていきます。

 

昔から悟りの境地が、「空」や「無」と表現されてきたのはこれによるものです。

 

意識は世界を映し出す無色透明のスクリーンのようなものであり、内面にあるものが映り出ています。

 

私たちはそれを外界、物理次元と認識し、リアルに体験することができるのです。

 

その仕組みそのものに目覚めるということです。

 

セッションでは、主に「一悟術リーディング」により顕在意識領域の適正化をサポートします。リーディングでは自分が見たくない部分をピンポイントで指摘しますので、否応なくプロセスが進みます。

 

ヒーリングの効果により、思い込みを外す際の痛みが軽減されるのでさらに向き合いやすくなります。

 

 

心が理想状態になることの効用

 

このように3つの領域それぞれをクリアにすることで、顕在意識に魂からの情報が伝わりやすくなります。

 

では、顕在意識と魂の情報量が増えることでどんなメリットがあるのでしょうか。

 

魂は、今生における使命や生きる目的などの情報を持っています。

 

魂とのパイプが太くなることはすなわち、本来の目的に沿った生き方が可能になるのです。

いわば「人生の王道を歩く」ようなものです。

 

それは必ずしも楽な道ではありません。しかし、充実感という点で、これに勝る生き方はないと思います。

 

また、ほとんどの人が自分で自分の可能性を否定して制限の中に生きています。一説には、人の可能性は今の3万倍という説もあるそうです。

 

思い込みを外し、魂の導きにしたがえば、自分が持って生まれた才能や可能性を存分に発揮出来る可能性が高まります。

 

これもまた楽な道ではないかもしれません。しかし、自分の才能を100%開花させ、周囲と分かち合う生き方に私は強く惹かれるのです。

 

楽ではないといいましたが、実はすごくいいこともあります!

 

魂は実は純粋な喜びの波動を持っています。魂とつながることで穏やかな喜びに満たされた状態になっていくようです。

 

また、ありのままにものごとを見ていった先にある、宇宙の実相は愛そのものです。そう見えないのは私たちの物の見方が偏っているせいです。

 

そうした喜びや愛を常に実感していくと、自分という人間の存在そのものの価値を感じられるようになっていきます。

 

人は、何を持っていたり(have)、何かをしたり(do)ではなく、ただ存在している(be)だけで価値があります。

 

なにしろ完璧な宇宙です。あなた一人が欠けるだけで完璧ではなくなります。つまり、宇宙が存在しえなくなってしまうのです。

わたしたち一人一人には本来それぐらい厖大な価値があるのです。

それほどまでに存在価値のある私たちですから、その幸せ感と言ったらとてつもない大きさだそうです。

 

たとえていえば、物理世界で最高の成果を収めて感じる幸福感が家一軒分としたら、存在の幸福感は地球大だそうです。

衆生無辺、生きとし生けるもの平等を唱える仏教ですが、同時に「人心受け難し」と人に生まれることの稀少さ、ありがたさもまた説いています。

 

せっかく人としてこの世に生まれてきたのだから、この厖大な幸せを体感したいと思いませんか?

このように、一悟術セッションは悟りに限りなく近づくために自分自身を顕在意識と潜在意識の両面から総合的にクリアリングしていく手法です。

「悟りなくして人生なし」です。

 

そのための強力なツールが一悟術セッションです。

 

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